こんにちは。みーです。
「夜の浅草」
夜の浅草には、はじめて来たかもしれない。
父と二人、並んで歩く。
待ち合わせ場所に何故か父がいなかったので、
必死に自分の居場所を伝え、
やっと落ち合えたのだった。
静かだな。
何年か前、友達と来た時とは、
大違い。
人はまばらで、
昼間はあんなに賑やかな仲見世も
今は静かだ。
寺が光に照らされている。
昼間よりもずっと存在感がある。
「もう行くか。」
「うん。」
夜の浅草の方が好きかも。
そう思いながら、
細い路地の飲み屋に入る。
それでは、また明日。